日本語版 Firefox を新規インストールする
後に記述する日本語化でもかまいませんが、今回は本家の Firefox を使いたいと思ったので Ubuntu デフォルトの Firefox を消してしまいます。先に本家の 各国語版Firefoxのページ から日本語版をダウンロードしておきます。ダウンロードしたものを解凍すればそれだけで日本語版 Firefox を使うことも出来ます。
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まずは既存の Firefox を削除します。
sudo apt-get remove firefox
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ダウンロードした「firefox.tar.bz2」を解凍します。ここでは Firefox 10.0.2 を解凍しています。GUI を使ってるなら右クリックメニューからでも解凍出来ると思います。
tar xvf firefox-10.0.2.tar.bz2
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解凍して出てきた「firefox」フォルダを "/opt" へ移動します。移動したら "/usr/bin" に シンボリックリンク を作成します。
sudo ln -s /opt/firefox/firefox /usr/bin
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あとは ターミナル で firefox と入力するだけで日本語版 Firefox が起動します。
Firefox
Firefox へのショートカットの作成
今回は apt-get を使った場合と異なり、アプリケーションへのショートカットが無いので自分でショートカットを作成します。
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「アプリケーション > 設定 > メイン・メニュー」を開きます。
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「インターネット」を選択して「新しいアイテム」をクリック。
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「名前」は表示用なのでお好きなものを。「Firefox」でも「Mozilla Firefox」でもかまいません。コマンドは ターミナル の時と同じく firefox と入力します。アイコンはダウンロードしたファイルに含まれているので "/opt/firefox/icons/mozicon128.png" を使用します。
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インターネットの項目に Firefox が追加されました。
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これで元々の Firefox が日本語版に置き換わりました。起動時に Ubuntu 向け Firefox の頃の設定が引き継がれているようなので「スタートページを表示出来ません」というようなエラーが出ますが、設定でスタートページを変更しておけば大丈夫です。
Ubuntu 向け Firefox を日本語化する

Ubuntu にインストールされている Firefox は Ubuntu 向けの仕様で、これを日本語化する場合は「firefox-locale-ja」をインストールし、「general.useragent.locale」を変更します(日本語版で使い慣れていれば英語でもだいたいわかるのであまり必要ない気がしますが…)。
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「firefox-locale-ja(Japanese language pack for Firefox)」をインストールします。
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Firefox のアドレスバーに「about:config」と入力して「general.useragent.locale」を「en-US」から「ja-JP」に変更します。
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Web ページ関連もデフォルトは英語になっているので日本語に変更しておきます。
これで日本語化されるはず…ですがちょっとうろ覚えです。